古墳めぐりウォーキング in 福岡 |
ひがしみょういせき |
<東名遺跡>(東名縄文館) | 大きな地図で見る |
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所在地: | 佐賀県佐賀市金立町千布 | |
最寄駅: | 西鉄高速バス アルタ高木瀬店前より徒歩26分 |
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GPS: |
ウォーキング経路 |
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ワンポイント: |
東名遺跡は、縄文時代早期末(およそ7000年前)の遺跡。 洪水対策の調整池造成により貝塚が発見された。縄文 早期の貝塚は全国でも発見例が少なく、西日本最大級の 貝塚。湿潤な地層だったため、動物質だけでなく良好な 状態の植物質の遺物も残っていた。遺跡内の6か所の 貝層の面積は合計1700u以上。 |
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ちょっと一言: |
氷河期の後の温暖化で縄文海進と呼ばれる海面上昇が 起き、東名遺跡まで内湾が迫った。魚貝類の生息に 適した浅い内湾だったが、さらに海水面が上昇し、 およそ6000年前に廃絶された。 第1、2貝塚は発掘調査のあと消滅した。第3〜6貝塚は、 調査せずに、盛土を施して保存された。 遺跡に隣接して東名縄文館があり、遺跡の出土品や 解説などが展示されている。 |
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地図2: |
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地図3: |
Mapion(東名縄文館) | |
日本測地系: | 経度 130°18′29.70″ 世界測地系への変換は 緯度 33°17′27.62″ Web版TKY2JGDを利用するとよい。 |
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東名縄文館 |
東名縄文館 玄関 |
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巨勢川調整池 | 巨勢川調整池 |
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第2貝塚貝層剥ぎ取り |
木本の割り裂き材を用いて編まれています。 東名遺跡では数少ない編み方です。 |
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高さが80cmを超えるようなかごで、口の部分がすぼまり、 底付近が膨らむような形をしています。 東名遺跡で見つかった編みかごの多くは、このような 形をしていたものと考えられます。 |
大型編みかご 体部はイヌビワを割り裂いて使用。 口部はツヅラフジが編み込まれている。 中身はイチイガシと思われる。 |
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左から、カキ、ヤマトシジミとハイガイ、石器と土器、礫 |
貝輪、貝玉 |
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左半分は装身具、右側は刺突具と骨ヘラ |
塞ノ神式土器(右上だけ条痕文土器) |
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上段左から、石斧、石匙、スクレイパー、 石錐、下段左から、磨石、編みかご |